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≪いつ起こるか分からない災害時のために≫被災した動物たちの今

◆被災した動物たちの今

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、人間だけでなく多くの動物たちも被災しました。
犬たちのなかでは3000以上の命が犠牲になり、およそ2400頭が行政や民間で保護されました。
運良く命が助かって保護されても、家族と離ればなれになったり避難所生活を余儀なくされたりと、
辛い体験をしたワンちゃんたち。
震災から4年がたった今、彼らはどのように暮らしているのでしょう?


◆被災した犬たちのそれぞれの運命

被災した犬たちがその後たどった運命はさまざまです。
パートナーと再会し、一緒に暮らすことができた子たちもいる一方で、家族が亡くなったり
行方不明になったりしたため施設で保護される、また、家族と再会できても、一緒に暮らす住宅が
無いために再び家族と離ればなれになる子たちもいました。

家族が親戚の一軒家に引っ越すことができたり、動物たちのスペースが確保されている特別な仮設住宅に
入居可能であった場合、愛犬たちは家族と一緒に暮らすことができました。
しかし、引っ越し先が賃貸であったり、特別な避難施設に入居することができなかったりした場合、
家族がわが子を再び手放すことを余儀なくされるというケースも少なくありませんでした。
多くの人が共同生活をする避難所では、吠えたり噛み付いたりするおそれのある人に馴れていない
ワンちゃんが家族と一緒に暮らすのはとても難しいことだったのです。

行き場の無くなったワンちゃんたちは保護施設に引き取られました。
そこで食事やシャンプー、散歩などのお世話を受け、ボランティアの手によって新しい家族の元へと
引き会わされました。
精力的な活動の甲斐があり、新しいパートナーと出会えた子も多いです。
そうした子たちは現在、日本各地の新しい家族の元で暮らしています。
しかし一方で、引き取り手が見つからず、震災から4年がたった今も施設に暮らして里親さんを
待っている子たちもいます。
いまだに新しい家族と出会えない子たちのために、ボランティアやホストファミリー、運営資金などの
支援などを募集している団体もあるので、被災地から遠くに暮らす人々にも少なからずできることが
あります。


◆万が一、災害にあったら…愛犬のための災害対策

人間のためだけではなく、愛犬のためにも避難用品の準備をしておきましょう。
フード、水、首輪、リードなどを入れた非常袋を置いておくと良いでしょう。
また、重要なのは、愛犬の迷子対策です。
家族の連絡先が書かれた名札をつけておく、GPS機能を備えたマイクロチップを首輪につけるなどして
おけば、離ればなれになっても再会できる可能性が高くなります。

また、震災後の動物たちの保護で大きな問題のひとつだったのは、人に慣れていないワンちゃんが
多かったことでした。
多くのワンちゃんはケージで管理されることになりました。
万が一、大勢の人と避難所で共同生活をすることになっても、むやみにほかの人や動物に対して吠えたり
暴れたりといったことがないように、ふだんからきちんとしつけてあげましょう。
また、小型犬の場合、ケージでの移動に慣らしてあげれば、いざというときでも落ち着いて行動ができるはずです。

被災した犬たちは、再び家族と暮らせている子、新しい家族の元で暮らしている子、まだ新しいパートナー
を待っている子など、それぞれ別の運命を歩んでいます。
愛犬たちやそのパートナーたちをサポートするさまざまな活動への支援とあわせて、私たち自身が災害から
学ぶことも大切です。

もしもの時のために、愛犬のための非常食、飲料などの準備をし、災害で離ればなれになったときのことも
考えて、第三者が愛犬を識別できるような迷子対策をしておきましょう。
また、愛犬と一緒に移動できる避難経路や避難先を確認するなど、愛犬を守る手段を今一度確認してみましょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

川口 志穂

株式会社イリオスマイル 代表取締役

川口 志穂

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