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罰金20万円…その事件について思うこと

イリオスマイル店長の川口でございます。

先日、とある裁判の判決が言い渡されました。

その判決は「罰金20万円」。

皆さんはこの判決をどう思われますか…?

これは、2020年12月に埼玉県川口市で起こった
ノーリード状態のパピヨンを蹴って殺したとして
動物愛護法違反で逮捕・起訴された男の裁判。

逮捕・起訴された男は、
裁判でも「犬に気が付かず足にぶつかってしまっただけ」と無罪を主張。
しかし、裁判長は「ボールを蹴るような感じで蹴っていた」など、
裁判での証言や現場の状況などから故意性を認定。

「無慈悲な犯行で強い非難に値する」として、
求刑通り罰金20万円を言い渡しました。

被告の全面敗訴という形になった裁判ですが、ネット上では

・リードを付けていなかったことは過失になるのでは?
・犬が好きな人だけじゃない。
世の中には犬が怖い、苦手な人もいる。
仮にそういう人がリードの付いていない犬に絡まれて、
自己防衛するのは当たり前なのではないか

・狂犬病もあるし、自分に噛みつこうとしてきた場合、
蹴られても仕方ないのでは。
特に自分の子どもが噛まれたら、頭に来て蹴り倒してしまうかもしれない

・リードをしていないのが悪い

などと、判決に違和感を示す声が相次いでいると言います。

ノーリードでお散歩をすることは本来あってはならないことです。
動物愛護管理法では、
動物の所有者又は占有者は「動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、
又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない」(同法7条1項)
と定めています。

また、多くの地方公共団体は規定や条例を設け、
ノーリードでのお散歩を禁止しています。

愛犬の命を守るためにも、
不本意な事故を防ぐためにも、
人に迷惑や危害を加えないためにも、
必ずリードはするべきだと思います。

私は、裁判長の判決は動物への愛を感じる英断だと思います。
その一方で『罰金20万円だけなんだ…』という想いもあります。

私にとって、愛犬は子供同然。
我が子が残忍な殺され方をして、
このような判決では到底納得なんてできません。

この事件をご存じない方の為に
2020年12月末に、私が書いたメルマガを引用したいと思います。

【事件概要】
埼玉県川口市で、散歩中の小型犬・パピヨン蹴り殺したとして、
47歳の男が動物愛護法違反容疑で逮捕されたことが判明。その行動が物議を醸している。

事件が発生したのは12日午前。
川口市の芝川沿いの河川敷で、市内の70歳男性が飼っていた散歩中だったパピヨン1匹(12歳)の頭を、
ランニング中だった47歳の男が数回蹴った。
パピヨンは頭の骨を折り、死んでしまった。

男はそのまま走って立ち去ったが、目撃者の情報などから47歳男が浮上。
警察の取り調べに対し、「犬がぶつかってきただけ」などと、
容疑を否認しているという。

なお、殺されたパピヨンは当時リードが付けられておらず、
放し飼いになっており、寄ってきたところを蹴り殺されてしまったようだ。

——

この河川沿いの緑道は、車の通りもないことから
日頃からお散歩やランニングをする方が多い場所だと言います。

そのような場所はワンちゃんのお散歩にも最適。
恐らく多くの方がお散歩をされている場所でしょう。

そんなのどかな場所でこの事件は起こりました。

一部報道によると、
70歳代の飼い主さんはこの日12歳のパピヨンちゃんをノーリードで歩かせていました。
飼い主さんによると、
「この子は非常に大人しく、飼い主さんの傍を離れることも少ない」そうです。

この方にとってそれはいつもの出来事だったのかもしれません。

しかし、この日は違いました。

ランニング中の男性が近づいてきます。
人懐っこいパピヨンちゃんはその男性の近くに近づいてしまったのかもしれません。

その男性は飼い主さんに向かって「リードをしない」と言いました。
飼い主さんは、「はい、わかりました」と言って
リードを取ろうと後ろを振り返ります。
その時、この事件は発生したと言われています。

飼い主さんが目を離した一瞬のうちに、
パピヨンちゃんはその男性に複数回蹴られてしまいました。
そしてその男性はその場を走り去ってしまいます。

飼い主さんはすぐに動物病院にパピヨンちゃんを連れていきますが、
パピヨンちゃんは首の骨が折れ、ほぼ即死の状態だったそうです。

何とも痛ましい事件に胸が張り裂けそうになりました。
どんなに怖くて、どんなに痛かっただろう…
そう思うと、怒りと涙がこみ上げてきます。

自分に危害を与えもしない小さな小さな子に
何故そんなにも酷いことができるのでしょう。。。

価値観が違い過ぎて理解なんて全くできません。

世の中には一定数こうした人間がいます。
小さな生き物、動物だけに限らず、人にだって暴力を振るいます。

そんな人と、いつ・どこで出会うかは全く分かりません。
だからこそ、私たちは自分自身や大切な家族に危険が及ばないように
注意を払う必要があります。

まずこの事件で最も悪いのは、パピヨンちゃんを蹴り殺したこの男性です。
本当に厳罰を科してほしい。
何なら、そのパピヨンちゃんと同じ目に遭ってほしい。

しかし、このケースでは飼い主さんにも落ち度はあります。
それはノーリードだったこと。

・急に自転車が飛び出して来たら?
・猛ダッシュの人がぶつかってきたら?
・突然地震や災害が起こったら?
・小さなお子さんを噛んでしまったら?
どんなに普段は大人しい子でも突発的な出来事で、
狂暴化する可能性はゼロではありません。

こうした、もしものことを考えると愛犬を守るためにも
絶対にノーリードはいけません。

次に、このシーンを想像してみて下さい。

「リードをしなさい」と恐らく凄い剣幕で言われた時、
1.愛犬を放置してリードを取りに行く
2.一旦、愛犬を抱き抱えてからリードを取りに行く
さあ、どちらを選びますか?

冷静に考えると後者ですよね?
しかし、人はとっさの時冷静な判断ができない可能性があります。
だからこそ、私たちは様々シーンを想定して
リスク対策をするべきなんだと思います。

こうした痛ましい事件を教訓に、
「自分ならこの時どうするか?」を考えておくことと同時に
日頃から「愛犬を守る行動」を心がけると良いと思います。

・お散歩はできるだけ車通りの少ない場所を選ぶ
・リードは短めに持って、すぐにコントロールできるようにする
・車や自転車が通る通りは、必ず愛犬は端側(外側)を歩かせる
・曲がり角は、出会い頭の衝突を避けるため慎重に進む

これだけでもかなり危険は防げると思います。

(ここまでが、以前私が書いた内容です)

 

さて、皆さんはこの事件・判決をどう思われますか?
是非、お友だちやご家族と意見を交わされてみて下さい。

これから気温が下がり、
ご愛犬とのお散歩やお出かけが楽しい季節がやってきます。

楽しいはずのお出かけが、
悲しい出来事にならないように…
・愛犬を守るためにはどういうことに注意するべきか?
・こういう時自分ならどうするか?
などを、今一度考えてみて頂けたら幸いです。

大切な愛犬を守ることができるのは自分だけですからね。

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