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愛する愛犬を見送るということ

看板犬ミルク

2020年10月15日。

愛犬ミルクがの急逝しました。
たくさんのお悔やみのお言葉、
あたたかいお言葉、
お花などを頂きまして誠にありがとうございました。

17歳2か月と高齢ではありましたので
「いつ、何があってもおかしくはない」
日々ある程度の覚悟はしていたものの、
あまりの急変、そして急逝に頭も気持ちも全く追い付かず…
悲しみのどん底にいた私は、
皆様のあたたかなお言葉で本当に心から救われました。

皆様とメールのやり取りをさせて頂くたびに
ミルクのことをたくさん思い出し、
そして涙することもありましたが
人は涙で悲しみを洗い流すことができるんだと思います。
涙を流す毎に悲しみは少しずつ薄れたように思います。
そして、何よりも皆さんの優しさに触れ心が温かくなりました。

思い出して泣いて、
思い出して笑って、
それを繰り返しながら…
いつも隣にいるはずのその大きな存在を失った喪失感や、
心にぽっかり空いた穴を埋めていけるんだと思います。

だから思いっきり泣いて、思いっきり笑って
たくさんミルクのことを思い出しながら過ごしてきました。

家の中にはまだミルクの匂いがして、
家中至るところにミルクとの思い出があります。

「ただいま~」って家に帰ると、
必ずリビングの扉の前に立ち、あのクリックリの可愛いお目目で待っていてくれた姿。

お風呂あがりに洗面台の前でドライヤーをかけていると必ず私の足元を一周してたな…
少し伸びた爪が床にあたる足音が今でも耳に残っています。

いっつも私に、身体の一部をくっつけて眠っていた姿。
あのフワフワな優しい毛、ムッチムチのあったかい身体の感触が今でも残っています。

そんないつもの日常が、どれだけ自分にとって幸せなことだったかを
今、改めて噛み締めています。

この悲しみが癒えるにはまだまだ時間はかかりそうですが、
急がず、ゆっくり…ゆっくりいこうと思います。


さて、ここで少し「大切な愛犬をどのように見送るか」について書きたいと思います。

ご愛犬がまだまだ若かったり、元気な時は
どうやって見送るかなんて1mmも考えることはないと思います。
逆に、そんなことも考えたくもないですよね…縁起でもないって。

自分の気持ちの整理ができるくらいまで看病する時間があれば
ある程度の覚悟を持つことができます。

愛犬ジルは、ある日本当に突然倒れて死の淵を彷徨いました。
14歳と高齢でありましたが、何とか一命を取り留めてくれ、
それから1年半という私の気持ちの整理ができる十分な時間をくれました。

こんな風に「覚悟の時間」があればまだ心構えもできますが、
交通事故や若くして突然の病などに倒れてしまうと
全く心構えも出来ぬままその死を受け入れなければならなくなります。
そのことがどれ程辛いことなのか…。
想像するだけで胸が張り裂けそうです。

そして、そんな時でも、悲しみのどん底の中で
愛犬をどう見送るかを考えなくてはなりません。

愛犬を失くした悲しみが大きい中で
どこで火葬するかなどを検討しなければならないのは
正直、かなり辛いことです。

できることなら、そんなこと考えたくもありませんが…
どんな生き物も生まれたその時から死へと向かっていきます。
100%必ず死は訪れます。

最近では、自身の終活を早めにスタートされる方もいらっしゃいますね。
私もエンディングノートを書いて「死ぬ前にやりたいこと」を考え実現していこうと
思った時期もありました(まだ実行できてはいませんが)。

私は、身近な大切な家族を亡くして改めて
どんな最期を迎えたいか
どんな最期にしてあげたいかを
考えるようになりました。

そんなこと、まだ考えたくない…
そんな方は読み飛ばして下さいね。

でももし、まだ愛犬を見送った経験がない方や
愛犬をどのように見送ってあげたいかを少しずつ考えてみようという方は、
参考にしていただければ幸いです。


愛犬を亡くした時、すぐに考えなければならないのは
「どこで火葬するか?」です。

早い方だと亡くなった当日、
(病気で苦しんだ子を早くこの身体から出してあげたいと思われる方も多いようです)
そして多くは翌日もしくは翌々日に火葬される方が多いかと思います。

そうなんです。。。
その時はすぐにやってくるのです。

私の場合、翌日と翌々日で非常に迷いました。
ジルの火葬をお願いした時、
翌日にしますか?とご提案されたのですが
一秒でも長く一緒にいたかったので翌々日にしました。

ジルが亡くなったのは3/9。
まだ寒い日です。
しかし、「保冷剤などで冷やしておいた方がいいと思います」と言われました。
でも、そんな冷やすなんてできない…と、
私はジルをそのままリビングに寝かせていました。

当日はまるで眠っているようです。
今にも起き出してきそうな程です。

翌日になると、徐々に色が変わり始めます。
鼻とかから体液が出てきたり、
少しずつにおいも感じるようになります。

翌々日になると、かなり色が変わってきます。
自分の知らない愛犬の姿になっていくのを目の当たりにして
正直ショックを受けました。

この経験があったから、ミルクの時は翌日に火葬をお願いしました。

では、どこで火葬をお願いするか?

分かり易く分けると3パターンあります。

1.お寺でお願いする
お寺さんが運営されているペット霊園です。
合同火葬(1~2万円)
個別火葬(2~3万円)
立ち合い火葬(4~5万円)などから選ぶことができます。
人と同じように送り出してもらえると思い
ジルの時はこちらでお願いしました。
2.民間のペット霊園でお願いする
この場合、どこかのお寺さんと
提携などされてケースが多いかと思います。
合同火葬(1~2万円)
個別火葬(2~3万円)
立ち合い火葬(4~5万円)などから選ぶことができます。
ミルクの時はこちらを選びました。
3.出張火葬にお願いする
移動火葬車で家の近くまで来て下さり、
車内の火葬してくださいます。
すべて個別火葬で立ち合いやお骨上げなども可能です。
料金は小型犬で2万円前後。

こうした中から、どのように送り出してあげるかを検討しなければなりません。
愛犬を亡くした大きな悲しみの中で、この比較検討をしなければならないのは
正直非常に辛かったです。

だからこそ、もしもの時はどこにお願いするかを
気持ちに余裕がある時に考えておくと良いかと思いました。

参考までに私の経験を書かせて頂きます。

私が住む町は、たくさんのお寺がある町です。
大きな宗派の大本山もあります。
それゆえ、お寺さんの中にペット霊園があります。

ジルの時は、いつもお散歩した場所、住み慣れたこの町で、
人と同じように送り出してあげたいと思い
1のお寺でお願いしました。

お願いした時間にジルを連れていくと、
こちらのダンボールに入れて下さいと言われました。
新品のダンボールではありましたが何だか味気無さを感じました。
その中に、持参したお花やおやつ、ごはんなどをたくさん入れてあげました。
お堂はありますが、特にお経などはありません。
準備が整うと、お寺の端にある火葬炉に案内されました。
その火葬炉の前で少しだけお別れをする時間があって、
点火を見届けました。

火葬にかかる時間は小型犬で1時間から1時間半ほどです。
その間は、用意さえた個室の控え室で待たせて頂きました。
あたたかいお茶なども用意してありました。

火葬が終わると、その控室に遺骨が運ばれてきて
「この骨はどこの骨ですよ」
などと丁寧に説明してくださいます。
私と主人でお骨上げをしました。

控室はまるで昭和の世界にタイムスリップしたかのような
古くて長い歴史を感じるものでした。

お寺さんなので戒名なども書いて下さいましたが、
どうしても少しだけ味気無さを感じてしまいました。

そこで、今後のためにリサーチを始めました。
この時やはり参考になったのは口コミでした。
実際にそこで火葬をお願いされた方の率直なご意見は本当に参考になります。
そこで家からさほど遠くなく、
そしてあたたかい対応をして下さるとの声が多かった
2.民間のペット霊園にミルクの時はお願いしました。

こちらは、オプションにはなりますが
可愛いバスケットにお花をたくさん敷きつけてあげることができました。
私が想像していた送り出しができました。
他にも桐の棺桶も選ぶことができました。

バスケットに入れてお花を飾る時間、
録音されたものでありますがお経を流してお別れする時間、
その後家族だけのお別れの時間と
十分なほどに時間を下さいました。

斎場は、人の斎場と同じような感じで
火葬炉にはミルクの名前や祭壇などもありました。
そこで、最後のお別れをする時間もあり
最後の最後まで家族でお別れする時間を頂きました。

ご担当者様は涙ながらに対応して下さり
本当に悲しみに暮れる私たちに寄り添って下さるご対応でした。

一つだけ気になったのは控室。

本堂の端に仕切りでスペースが設けられていました。
私たちが控室に案内された時、
本堂では別の方がお経をあげられている最中で
そこに私たちがいることが申し訳なくなってしまいました。

しかし、総合的に考えてこちらのペット霊園にしてよかったと思いました。

このように、大切な愛犬をどのように見送るかを事前に考えておくことで
後悔のないお見送りができるのはないかと思いました。

私の経験が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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