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残暑が残る初秋の過ごし方

こんにちは、獣医師の林です。

東洋医学では春・夏が陽、秋・冬が陰の季節となりますので、
秋は陽⇒陰に変わる過渡期とも言えます。

『食欲の秋』と言われるのも、
食べ物の少なくなる冬に備えて実りの秋によく食べてからだに蓄えておくという
動物本来の機能の名残から来ていると言われています。

東洋医学的にも、
・陽が外側に向かうエネルギー
・陰は内側に向かうエネルギー
ですので、寒い冬を乗り越えるためのエネルギーを貯蔵する季節というところでも、
秋はしっかりとエネルギーを蓄えておくということが重要であることがお分かりいただけるかと思います。

しかし、何でもかんでも食べればOKというわけではありません。

初秋はまだ夏の暑さが残っていて空気が乾燥してくる時期。
つまり体は火照りつつも乾燥している『温燥症』という状態になりやすいと言われています。

そのため、体の熱を取り除きつつ潤いを与えてくれる食べ物を摂ることが初秋の食養生に繋がります。

薬膳の五性でいえば、平性(体を温めも冷やしもしない食材)や涼性(体を少し冷やす食材)、
そして体を潤す食べ物は『白いもの』と言われています。
リンゴや梨、レンコン、白きくらげ、豚肉、ホタテなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。

特に白きくらげは手に入りにくい食材ではありますが、体を潤すにはとても優秀な食材。
お水と一緒に煮こんで、ドロドロになればなるほど薬効が高くなると言われている食材です。
お時間に余裕がある方は5~6時間ほどとろ火で煮込んでください。

中華料理のデザートでもよくつかわれる白きくらげ。
今の季節なら桃、もう少し季節が進んだらリンゴや梨と合わせるのもお勧めです。
(桃も体を潤してくれる食材です)

甘みが足りないなぁというときや栄養補給も兼ねて…というときには、
甘酒『おはな』をトッピングしてみたり、
ヤギミルクでミルク風デザートにしたり、
また米粉ナチュラルパンケーキミックスで作ったパンケーキの
ジャムの代わりに使ってみても良いかもしれないですね♪

ただ、どんなにエネルギーを蓄えなくては!!と言っても食べすぎは禁物です。

甘いものの食べすぎも胃腸の負担となりますので、
何事も『ほどほど』に取り入れて下さいね。
難しく考えすぎず、毎日を楽しく過ごしてみてください^^

この記事を書いた人

この記事を書いた人

林美彩

獣医師

林美彩 先生

『chicoどうぶつ診療所』獣医師。 毎日食べるもので体が作られているということ、日々の過ごす環境や過ごし方、飼い主様の精神状態なども体に影響を与えているということを、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。 病気になりにくい体作り、毎日のお食事のこと、お薬だけに頼るのではなくご家庭でできるケアなど、ご家族みんなが健康で穏やかに、そして幸せに過ごせるお手伝いをさせていただけたらと思います。

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