6,600円以上のお買い物で送料無料!(※生馬肉除く※沖縄・離島は9,900円以上)

営業日12時までのご注文は即日出荷!(※在庫有り商品に限る)

いらっしゃいませ

イリオスマイル公式通販ロゴマーク

詳細検索はこちら

フィラリアってなに?うちの子を守るために、今こそ知っておきたい基本と予防法

「フィラリア症」という言葉、耳にしたことがある飼い主さんも多いと思います。
でも、実際にはどんな病気で、どうやって感染するのか、
病院で処方されるお薬はどんな作用なのかまでしっかり理解されている方は意外と少ないかもしれません。

今回は、ご愛犬の命を守るために、フィラリア症の正しい知識と予防の大切さについて分かりやすくお伝えします。

目次
  1. フィラリア症とは?
  2. 感染の仕組み
  3. どんな症状が出るの?
  4. フィラリアは予防できる病気
  5. よくある質問
  6. 自然でナチュラルな虫除け
  7. ニームとは

フィラリア症とは?


フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊が媒介する寄生虫の一種「犬糸状虫(いぬしじょうちゅう)」が、犬の心臓や肺動脈に寄生することで引き起こされる病気です。

体内に入り込んだフィラリアの幼虫は数ヶ月かけて成長し、最終的には20〜30cmほどの成虫になります。
この成虫が心臓や肺に詰まることで、咳、元気消失、呼吸困難、食欲不振、腹水、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい病気です。

日本ではワンちゃんのフィラリア陽性率はおよそ30%と考えられ、
恐ろしい病気であるにもかかわらず身近なものでもあります。

感染の仕組み

フィラリアは、が感染犬の血を吸うことで幼虫(ミクロフィラリア)を取り込み、他の犬に媒介するというサイクルで広がっていきます。

フィラリアに感染した犬の血を蚊が吸う

蚊の体内でフィラリアの幼虫が成長

その蚊が別の犬を刺す

幼虫が皮膚から体内に入り、6ヶ月ほどかけて成虫に変化

成虫が心臓や肺動脈に寄生し、症状を引き起こす

このように、蚊に刺される=感染のリスクとなるため、「うちは室内飼いだから大丈夫」と油断は禁物です。

フィラリアの成長過程とは?

フィラリアは「蚊」によって運ばれてくる寄生虫で、犬の体に入ってから数ヶ月かけて成虫に成長し、心臓や肺に寄生するという特徴があります。

① 蚊に刺されることで感染スタート
フィラリアに感染している犬の血を吸った蚊の体内には、フィラリアの「幼虫」がいます。
この蚊が、ご愛犬を刺すと、皮膚からごく小さな幼虫(ミクロフィラリア)が体内に侵入します。

② 幼虫は体内を移動しながら成長
侵入してきた幼虫は、犬の体の中で少しずつ成長しながら皮膚や筋肉の中を移動します。
この成長期間が感染から1ヶ月前後で、まだ小さく、予防薬がしっかり効く段階です。

③ 約2ヶ月を過ぎると薬が効かなくなる
成長を続けた幼虫は、50日〜60日(約7〜8週間)ほどで血管の中に入り、さらに大きく育ち始めます。
この段階になると、通常の予防薬では駆除できない、または駆除できた場合にも大きくなった幼虫が血管内で詰まってしまう恐れがあるため、時に危険な状態となってしまいます。

④ 約6ヶ月後、心臓や肺動脈に寄生
最終的にフィラリアは心臓や肺の血管に寄生し、成虫として20〜30cmの長さになります。
ここまで進行すると、咳や呼吸困難などの重い症状が出始め、命にかかわる危険な状態になってしまいます。

だからこそ「1か月ごとの予防」が大切!
このように、フィラリアは1ヶ月ごとに体内で段階的に成長する寄生虫です。
予防薬は、この「まだ小さい幼虫」の段階で駆除する仕組みなので、
毎月確実に投薬することで、その都度リセットしながら愛犬を守ることができるのです。

そして、昨年は何月まで投薬できたかの確認や、感染していないかの検査の必要性はこのような背景があって動物病院では実施されています。

どんな症状が出るの?


フィラリア症は、感染初期には目立った症状が出ないのが厄介な点です。
飼い主が気づいた時には病状が進行していることも少なくありません。

主な症状は以下のとおりです


・咳が続く
・運動を嫌がる
・すぐに疲れる
・食欲不振
・お腹が張る(腹水)
・呼吸が苦しそう
・体重の減少
・元気がない
・ぐったりしている

血管を移動して最終的には心臓や肺に寄生するため、
進行すると、心不全や多臓器不全を引き起こし、命に関わることもあります。

フィラリアは予防できる病気

ここまで読むと恐ろしく感じるかもしれませんが、実はフィラリア症は予防薬の投与でほぼ確実に防ぐことができる病気です。

予防薬は蚊に刺された後に体内に侵入した幼虫を駆除する働きがあります。
つまり、刺されてから1ヶ月以内に薬を与えることが重要なのです。

地域差はありますが、日本では多くの病院で「5月〜12月までの毎月投薬」を推奨しています。

よくある質問

Q1:室内犬でもフィラリアに感染するの?
→ はい、室内飼育でも蚊は入り込みます。
網戸の隙間や玄関の開け閉めなど、完全に防ぐことは難しいため、必ず予防を行いましょう。

Q2:冬は予防薬をお休みしても大丈夫?
→ 基本的には最後の投薬を「蚊がいなくなった1ヶ月後」まで行うのが正解です。
地域によりますが、12月投薬までが目安です。

Q3:予防薬の副作用が心配…
→ 多くの子は問題なく服用できますが、まれに下痢や吐き気が出る子もいます。
ご不安な点は、かかりつけの獣医師と相談しながら進めましょう。

自然でナチュラルな虫除け

フィラリアの予防薬は獣医師との相談のもとでしっかりと続けることが第一です。
その上で、必要に応じて虫除け対策グッズを取り入れることでよりご愛犬の健康を守ることができます。

インド伝承医学のニームの葉は、天然虫除け剤として知られています。
小さな体になるべく負担をかけない、自然でナチュラルな虫対策として特におすすめです。

ニームとは


ニームはインダス文明の時代から病気や災いを避けるのに役立つハーブとして広く利用されてきました。
原産国のインドでは、どんな病気でも治してくれるお医者さんのような木として「村の薬屋さん」と親しまれています。
葉、樹皮、枝、種子とほとんどの部位に薬効があると言われています。

天然虫除け剤として知られていますが、葉からの抽出成分は抗炎症作用、殺菌、美白効果があることから
色素沈着・敏感肌用のスキンケアやデンタルケアとして使用されている化粧品業界でも話題の成分です。

有機農業の防虫対策にとして使用されており、農作物に繰り返し忌避剤として使用しても動物等の哺乳類に対しては無害であるとされています。
また、自然環境のサイクルに影響を与えることもありません。

ニームに期待できる効果
・虫除け
・殺菌
・真菌などのカビ/寄生虫の駆除
・保湿
・抗炎症作用
・メラニンの抑制
自然派の虫よけ対策ニームアロマシリーズ
商品画像

「ニームアロマクリーン200ml」ラベンダー

さっぱり仕上がるラベンダーの香り – リラックスしたい時に

商品画像

「ニームアロマクリーン200ml」マンダリンオレンジ

しっとり仕上がるマンダリンオレンジの香り – 体力が弱っている時・不安が強い時に

商品画像

「ニームアロマクリーン200ml」ペパーミント

清涼感のあるペパーミントの香り – 気分を替えたい時に

商品画像

「ニームアロマクリーン200ml」森林浴の香り

みずみずしい 森林浴の香り – 心身ともにリフレッシュしたい時に

フィラリア症は「知らなかった」では済まされない命に関わる病気です。
しかし、正しく知って、きちんと予防すれば、ほぼ100%防げる病気でもあります。

大切な家族であるワンちゃんの健康を守るために、今一度予防の見直しをしてみませんか?

参照: 公益社団法人 日本動物病院協会:犬のフィラリア症とは 公益社団法人 日本獣医師会

この記事を書いた人

この記事を書いた人

中嶋香苗

スタッフ

中嶋香苗

ペット系専門学校ではドッグトレーニングを専攻していました。 現在はイタリアングレーハウンドの女の子ジュレと暮らしており、 「同じものが食べたい!」というジュレの願いを叶えてあげたくて日々ワンちゃんと一緒に食べられるレシピを考えています。

プロフィールはこちらから

関連記事