
暑さが厳しくなる夏。
「お水は常に置いてあるけど、うちの子ちゃんと飲めているかな?」と心配になることはありませんか?
犬にとっても水分は命に関わる大切な栄養素。
夏場は特に水分不足になりやすく、脱水症や熱中症のリスクも高まります。
この記事では、愛犬に必要な水分量の目安と簡単なチェック方法、そして水分補給のコツをわかりやすくご紹介します。
- なぜ夏は犬の水分不足が起きやすい?
- 水分不足が疑われるサインとは?
- 一般的な犬の水分必要量の計算方法
- 脱水症が引き起こす危険な状態とは?
- 水分補給が苦手な子のための工夫いろいろ
- まとめ:夏の水分ケアは「食事+習慣」で整える
なぜ夏は犬の水分不足が起きやすい?

ワンちゃんたちは汗をかくことができず、体温調節を「呼吸(パンティング)」と排尿に頼っているため、体内の水分が失われやすくなります。
また、涼しい環境にするためにエアコンで空気が乾燥していたり、運動後に十分な水分補給ができていなかったりすると、自覚のないまま慢性的な脱水状態になってしまうこともあります。
水分不足が疑われるサインとは?

以下のような症状が見られる場合は、実は水分不足サインかも。
すぐに水分補給を促し、必要に応じて獣医師に相談をしましょう。
一般的な犬の水分必要量の計算方法

計算といわれると難しく考えてしまいがちですが、犬の一日当たりの水分必要量は、以下のような計算式でおおよその目安を求めることができます。
犬の1日の水分必要量(ml)= 体重(kg) × 50~60(ml)
通常時は「体重 × 50ml」程度で十分とされますが、暑い時期、運動後、ドライフードがメインの食事の子は「体重 × 60ml」以上を目安にするとよいでしょう。
【体重別】1日の水分目安量(通常~夏場)
| 犬の体重 | 通常時の必要水分量 | 夏場・活動量が多い時 |
| 5kg | 約250ml | 約300ml |
| 10kg | 約500ml | 約600ml |
| 15kg | 約750ml | 約900ml |
| 20kg | 約1000ml | 約1200ml |
| 25kg | 約1250ml | 約1500ml |
この通り、たとえ5kgの小型犬でも真夏には300ml以上の水分が必要になります。
これを1回の飲水だけでまかなうのは難しいため、日中こまめに水を飲むよう促したり、フードを工夫して水分補給することが大切です。
脱水症が引き起こす危険な状態とは?
犬の脱水症は、軽度であれば気づきにくいものの、進行すると命に関わる深刻な症状につながることがあります。
以下のような状態が見られる場合、すでに体内の水分バランスが大きく崩れている可能性があり、早急な対応が必要です。
❗ 代表的なリスクと症状
🧠 熱中症(重度の体温上昇)
水分が足りないことで体温調節ができなくなり、体温が40℃以上に上昇。
呼吸が速くなる・ぐったりする・嘔吐・けいれんなどの症状を引き起こす危険があります。
💧 循環不全・ショック症状
体液量の減少により、血液が全身にうまく流れなくなり、臓器に酸素や栄養が届かなくなる状態。
このまま進行すると意識低下やショック状態になり、緊急処置が必要となります。
💉 腎機能の低下
体内の老廃物をろ過する腎臓は、水分がないと正常に機能できません。
脱水状態が続くと、急性腎不全や尿路結石などのリスクも高まります。
🐾 消化器トラブル(下痢・便秘)
腸内の水分バランスが崩れ、消化吸収に支障をきたすことも。
便が硬くなって排便しにくくなったり、逆に下痢が続いたりといった不調が現れやすくなります。
🆘 脱水が疑われるときの応急対応
室内で安静にさせ、涼しい場所で水分をこまめに与える
ヤギミルクやスープなど嗜好性の高い水分で補給を促す
口の中が乾いている/舌が赤く熱い/皮膚が戻りにくい場合はすぐ動物病院へ
✅ 大切なのは「脱水になる前に防ぐ」こと
脱水はなってから対処するより、“ならないようにする”方がはるかに簡単で安全です。
普段から「今日は飲んでるかな?」「食事に水分が足りているかな?」と観察することが、愛犬の健康を守る第一歩です。
水分補給が苦手な子のための工夫いろいろ
「うちの子、水をあまり飲んでくれない…」という声もよく聞きます。
そんなときは、以下のような工夫で**“自然に飲める”仕組みを作ることがポイント**です。
✅ おすすめの工夫
フードに水やぬるま湯を加える(スープ仕立てに)
ヤギミルクなどの香りや味付きで水分を摂らせる
ウェットフードや発酵ごはんなど水分量の多い食事を取り入れる
複数の場所に水皿を設置して、いつでも飲めるように
お散歩帰りにぬるま湯や手作りスープを少量与える
🐾 夏バテ・脱水予防には食事も大事!
食事からも水分が補給されることを忘れてはいけません。
ドライフードのみの場合は、含まれる水分が約10%程度。
一方で、ウェットフードや手作りごはんは約70〜80%の水分を含むため、水分摂取にも効果的です。
▶ イリオスマイルの水分サポート商品例
🌿 発酵ごはんシリーズ(野菜・肉ミックス)
🍼 無添加ヤギミルクパウダー
🍠 乾燥野菜ミックス(スープに最適)
まとめ:夏の水分ケアは「食事+習慣」で整える
犬は人間よりずっと水分コントロールが苦手。
特に夏場は**「水を出しておくだけ」では足りない**ことが多く、意識的に水分を「摂らせる」工夫が必要です。
✅ 体重に合わせた水分目安を知る
✅ フードやトッピングで水分を補う
✅ 飲まない子には風味や温度調整で対策
✅ 異変があれば早めに獣医師へ相談
愛犬の健康を守るのは、毎日のちょっとした習慣の積み重ねです。
今年の夏は、ぜひ**「水分ケア」を取り入れて、暑さに負けない体づくりをサポート**してあげましょう!
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スタッフ
中嶋香苗
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