こんにちは、獣医師の林です。
今年もまだまだ猛暑が続くことが予想されます。
犬猫さんは、私たちのように汗をかくことがあまり得意ではない(汗腺がほとんどない)動物さんであることは、すでにご存じの方がほとんどだと思います。
私たちは汗や尿、呼吸で体の熱を逃がしますが、犬猫さんは尿と呼吸でしか熱を逃すことが出来ません。
そのため、『如何にお体に熱がこもらないか』が、夏を快適に過ごすポイントになります。
ここでは、夏の過ごし方についての《3つのポイント》をご紹介させていただきます。
ポイント1:暑すぎない住環境
エアコンの設定温度は18~23℃、湿度は50%程度が推奨されていますが、毛量やご年齢、患っている疾患、暑がりさん、寒がりさんと、個々によっても感じ方は様々です。
ただ、寒さによる低体温よりも暑さによる熱中症のほうが死亡リスクは高め。
そのため、エアコンの設定温度は少し低めにしておき、寒かった場合に犬猫さんが自分自身で暖を取れるよう、毛布やブランケットなどを用意してあげてください。
お部屋の位置も、クーラーの風が直接当たらないような場所にしたり(直射日光が当たる場所も避けましょう!)、サーキュレーターで空気を循環させてあげるのもお勧めです。
おすすめのクールアイテム
ハウシリーズ アイスポーチ(保冷剤入れ)
大きめの保冷剤が入れられるポーチ。 お部屋の中ではもちろん、ペットカートやキャリーバッグなどに入れれば冷え冷えの快適空間に!
ハウシリーズ クールフリルビブ
保冷剤が入るポケット付きのビブ(バンダナ)。 マジックテープで簡単に着脱できるので、お散歩に行く前などにもサッと付けられます。 クールダウンにはもちろん、保冷剤を入れなくてもおしゃれアイテムとして着用できます!
ポイント2:食事で体温調整
食材には『五性』といって、体を温めるもの、冷やすもの、どちらでもないものがあります。
これは是非知っておいていただきたい知識で、例えば体にほてりがある子に体を冷やす食材を与えてあげれば、ほてりが落ち着き快適に。
反対に、体を温める食材を温めてしまえば、余計にほてりが強くなってしまい、呼吸が辛くなるだけでなく、東洋医学的には様々な部位に支障が出てきます。
夏野菜には体を冷やす涼性・寒性が多いのも頷けますよね。
犬猫さんは私たち以上に動物性たんぱく質=肉・魚を食べますので、全部の五性を知るのは大変でも、肉・魚の五性を知っておくだけでも良いと思います。
この時期、体にほてりが生じやすい子には『馬肉』がお勧め!!
イリオスマイルさんでは馬肉シリーズがたくさんありますので、是非この時期に取り入れていただきたい一品です★
また、馬肉ほどではないけれど、体を冷やしてくれるお肉が『うさぎ』と『鴨』。
これらのお肉はなかなか手に入りませんが、なんとヘルマンのピュアシリーズで取り扱っている種類!!
まだ体温調整がうまくできない幼い子や、体温調整機能が少しずつ衰えてくるシニアさんの場合には、馬肉ではなくうさぎ・鴨のほうが良いかもしれません。
調理方法でも五性が少し変わりますので、幼い子やシニアさんで馬肉を使うときには、生肉ではなくしっかりと加熱してから与えていただければ、体を冷やす作用もそこまで強く出ないと考えられます。
手作りの方であれば、お野菜で体を温める食材=温性食材を取り入れて、バランスを取ってあげてみてください。
湿度が高い季節には『利水食材』という、お体の余剰水分をおしっことして出してくれる食材を使うのもお勧めです。
インターネットで検索すると色々な食材が出てきますので、是非取り入れてみてください。
夏におすすめ商品
生馬肉パラパラミンチ
寒性といって体を冷やす作用が期待できる「馬肉」は夏にぴったり。 鉄分やミネラルも豊富で夏のスタミナ補給にはこれ! パラパラなので使いたい分だけすぐ解凍して使えるのがポイント。
【Bioliob】ピュア・ダック
涼性といって体を冷やす作用が期待できる「鴨肉」は夏にぴったり◎ 水分代謝のサポートも期待できむくみやすい夏におすすめです。
【Bioliob】ピュア ラビット
涼性といって体を冷やす作用が期待できる「うさぎ肉」は夏にぴったり◎ アレルギー対策としてタンパク源のローテーション食材としてもおすすめです。
スマイル薬膳 フリーズドライ あずきちゃん
体の水分代謝を整え、むくみや体の重だるさを感じる時など、薬膳として食事に取り入れることがある食材です。 小豆の風味をそのままフリーズドライで仕上げました。
フリーズドライ 北海道コーン
体の余分な水分を出すサポートがありながら、胃腸にも優しいコーン。 北海道産のコーンをフリーズドライで旨味と甘みを閉じ込めました。
夏でも『冷え対策』
ワンちゃんの場合、被毛に覆われているとは言え、お腹って結構毛が薄いですよね。
クーラーをつけているお部屋のフローリングを触ってみてください。
結構冷たくなっていませんか?
この冷えたフローリングで腹ばいで寝てしまうことで、腸が冷えてしまって便秘や下痢が生じたり、腸内環境も乱れが生じやすくなるので免疫力の低下 にもつながります。
免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなったり、腫瘍発症にもつながってしまいます。
そのため、お腹を冷やさないようにすることもとても大事。
嫌がらない子は腹巻をしていただくのがお勧めですが、男の子でマナーベルトでおしっこをしてしまうタイプの子の場合には注意が必要です。
おしっこをしてすぐに取り換えられれば良いのですが、そのままにしておくことで蒸れが生じ、皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
そのため、男の子でお散歩以外でもおしっこをしてしまう場合には、冷えた床に直に寝ないよう、タオルや敷パッドなどを敷いて、冷やさないように気を付けてあげてください。
優しく温める温活アイテム
温活ホットパック マハナ -mahana- 丸型
こだわりの国産素材を使用し、遠赤外線のチカラで体の芯から優しく温めるホットパック。 小さい体の子や、腰やお腹など集中して温めたいときにおすすめの丸型タイプ。
温活ホットパック マハナ -mahana- 長方形
こだわりの国産素材を使用し、遠赤外線のチカラで体の芯から優しく温めるホットパック。 背中やお腹を全体的に温めたいときにおすすめの長方形タイプ。
暑い夏を快適に乗り切ることが出来れば、次に待っているのは食欲の秋!!
美味しい食材を沢山食べられるよう、夏の養生を心がけてあげてください。
この記事を書いた人
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獣医師
林美彩 先生





